自宅で行う子供の内股治療【親御さんに施術方法をご紹介】

こんにちは。

「腰痛施術の匠」橋爪良太です。

子供の内股でお悩みですか?

内股は転倒しやすいだけではなく、運動能力の低下や足の変形なども引き起こします。

骨の変形などがない子供の内股は改善しますので、施術方法をご覧の親御さんにご紹介します。

自宅で行う子供の内股治療について

橋爪接骨院は子供の内股を専門的に治療しています。

子供の内股は小児科や整形外科で積極的な治療を受けることができなくてお困りですよね。

近隣に内股治療をしている施設がないため、遠方から当院に来院されることが多いです。

そこで、自宅でも子供の内股治療ができるように詳しくお伝えいたします。

【注意事項】必ずお読みください!

骨の変形などがない子供の内股は改善しますが注意点がいくつかあります。

まず、前提として骨自体の形状が正常で病気がないことです。

異常があれば、検診で指摘されると思いますが、必ず小児整形外科を受診して骨や病気のチェックをしていただいてから実践してください。

普通の整形や小児科だと子供の内股は軽視されてしまうこともあります。

小児の発達や病気に詳しい小児整形外科への受診をおすすめします。

小児整形外科を受診することで原因が分かり、内股が改善されたのであれば僕のブログは必要ありません。

施術が対応できない疾患について

施術による内股治療が対応できない疾患や状態についてご紹介します。

① 骨折などのケガによる内股

脛の骨や大腿骨を骨折すると骨の治り方によっては内股になってしまいます。来院して頂き施術することは可能ですが、親御さんの判断でエクササイズを行うことはお勧めできません。

② 先天性内反足

生まれつき足が内側に向いて固まっている疾患です。歩き始める前に診断されて治療されることが多いですが、軽度の場合は歩き始めてから診断されることもあります。疑われる場合は小児整形外科の受診をおすすめしています。

③ 幼児期扁平足

幼児期は成長の過程で扁平足になる場合が多いです。多くの場合は成長とともに改善して、足のアーチ(土踏まず)が出来上がっていきます。軽度の場合は内股治療の対象となりますが、重症化してしまう場合は小児整形外科の受診をおすすめしています。

④ 大腿骨や脛骨の捻じれ

内股は関節で捻じれますが、中には大腿骨や脛骨が捻じれてしまっているケースもあります。生まれつき捻じれている場合や座り方が悪くて徐々に捻じれていく場合があります。座り方の改善が必要になりますが、ねじれが強い場合はエクササイズの効果が低くなってしまいます。

子供の内股歩行が及ぼす影響

子供のうちに内股歩行になってしまうと起こる問題点についてお伝えします。

  1. 変形性膝関節症や変形性股関節症になる
  2. 脊柱側彎症
  3. 反り腰
  4. 慢性的な肩こりや腰痛
  5. 外反母趾
  6. 転倒しやすくなる
  7. 走るのが遅い
  8. スポーツのパフォーマンスの低下
  9. 成長痛(オスグッドなど)になる

実際の内股治療【親御さんに施術方法をご紹介】

橋爪接骨院で行っている施術方法や親御さんに行っていただく内股の治療方法をお伝えします。

特に最初にご紹介するストレッチが重要なので実践してください。

①股関節外旋ストレッチ

内股施術で一番重要な治療は股関節のストレッチです。

内股は足先が内側に捻じれているので膝関節や足関節が注目されます。

しかし、実際の治療ポイントは股関節です。

下記の写真を見てください。

うつ伏せになっているので分かりづらいですが、股関節は外に捻じっています。

これを股関節の外旋と呼んでいます。

よく紹介されている内股に対するストレッチは下記の写真のように股関節を広げる方法です。

しかし、実際に歩いたり走ったりする時はこんなに股関節を広げませんよね。

さらに歩く時の股関節が動く角度は前と後ろに25°程度までです。

うつ伏せになった状態でストレッチをすることで歩行の時に重要な部分を伸ばすことができます。

正常の股関節は膝を90°屈曲した状態で脛(スネ)の内側が反対の脚につきます。

内股でお悩みの患者さんの多くはつかないことが多いです。

特に内股がつよい側の脚の方が硬くなっていて左右差が生じています。

左右のバランスを整えることが重要ですから、硬い方を重点的にストレッチしてください。

痛みを伴うこともありますので、最初は優しく行ってください。

目安としては患者さんが自力で外旋できる角度から卵が割れないくらいの力でアシストする程度から始めましょう。

痛みを感じない力で呼吸が乱れずに心地よく感じる程度が適切です。

1回で改善させようとせず、毎日左右2分程度行いましょう。

毎日ストレッチしていると、可動域が改善してくるのが分かると思います。

②股関節開脚ストレッチ

③座り方

④寝方

⑤最適な靴の選び方

自宅で早く内股を治したい方や治療家向けの治療方法

ご紹介した治療を続けることができれば多くの内股は改善すると思います。

橋爪接骨院で僕が施術できるといいのですが、遠方で来院できないことも多いです。

そこで自宅で早く内股を治したい親御さんやこれから内股治療のメニューを取り入れたいとお考えの治療家さん向けにさらに詳しい記事を書きました。

整体・接骨院・病院でリハビリを行っている理学療法士さんにも参考になると思います。

僕が施術をさせていただく時に状態を評価するポイントや症例別の施術方法もすべてお伝えしたいと思います。

【これで完璧】もっと詳しい内股の治療方法

子供はお伝えしたことを守らないことも多いですよね。

さらに内股の程度が重症だったり、左右差がある場合には改善が少ないケースもあります。

下記のリンクから閲覧ください。

子供の内股治療で困ること

子供の内股を治療する時に困ることをまとめてみました。

三重県の橋爪接骨院で子供の内股治療

私は三重県で腰痛専門の施術をしています。

施術をする中で子供の頃から続いている内股が腰痛の原因にもなると気づきました。

内股を予防することが大人になってからの痛みのない人生をおくる秘訣だと信じています。

多くの内股はこちらでご紹介しているエクササイズで改善すると思います。

詳しいやり方が知りたい方や実際に施術を受けたい場合は三重県の橋爪接骨院にご相談ください。

患者さんに応じた内股施術を行っています。

>>三重県四日市市の橋爪接骨院